新宿にあるショーパブ“エデン“。今日は、店長で演出家のミロの42歳の誕生日。しかし、そんなめでたい日に仲間のノリピーが、ミロの部屋で死んでしまう。そんな夜、エデンには複雑な想いを抱きながらいつもの仲間が集まってきて、身の上話を始める。
解説 発表当時大きな反響を呼んだ船戸与一の短編小説『夏の渦』を映画化した人間ドラマ。ショーパブ“エデン“で働く人々が、逝去した仲間の遺体を実家に届ける様を描く。山本太郎が主演を務め、高岡早紀や中村ゆり、高橋和也らが共演する。武正晴監督の演出が、コミカルでありながら、時にシリアスで不思議な味わいのあるテイストを生み出している。
エルメス
演 – 高橋和也
目立ちたがり屋で自己中心的で勝ち気な性格だが、時に声をあげて泣くこともある。自身は三兄弟の次男。中央大学出身(卒業したかは不明)。東京都知事のことを嫌っている。