2025年02月20日 (木)
18:25
  • 阪南・阪南市立文化センター サラダホール(大ホール)
劇団民藝 『グレイクリスマス』@ 阪南・阪南市立文化センター サラダホール 大ホール
泉南演劇鑑賞会

阪南 阪南市立文化センター サラダホール 大ホール

2025年2月20日・21日
2回

泉南演劇鑑賞会
072-472-3804

2月20日(木)6:25 21日(金)1:30 『グレイクリスマス』

2月例会『グレイクリスマス』

公演情報

作=斎藤憐 演出=丹野郁弓

1-3月 中国・近畿・四国

クリスマスを舞台に激動の5年間をこっけいに描く、斎藤憐の代表作。民藝初演から30年をへて、あらたな陣容による新しい舞台化にご期待ください。

岡本健一(客演)

あらすじ
敗戦の年のクリスマス。進駐軍の将校クラブに母屋を接収され、離れに追いやられた五條伯爵家。天皇は人間になり、華族制度は廃止。路頭に迷って自殺を図る生活力のない当主の五條(千葉茂則)、戦犯裁判にかけられる弟(本廣真吾)、ヒロポン中毒の息子(岩谷優志)らの中で女たちはたくましく、後妻の華子(中地美佐子)と弟の妻・慶子(吉田陽子)は、将校クラブのホステスを引きうけた。不穏な動きを見せる闇屋の権堂(岡本健一・客演)や、日系二世の軍人ジョージ・イトウ(塩田泰久)が出入りする離れでは、にぎやかな宴が始まっている。

ジョージの説くデモクラシーの理想に胸をときめかし、愛をふくらませてゆく華子。娘・雅子(神保有輝美)は、なぜか権堂に魅かれてゆく。やがてアメリカの占領政策がかわり、朝鮮戦争がはじまる。特需景気で旧勢力が息をふきかえし、五條の弟は政界に復帰、息子は警察予備隊に。そして翌年、戦死したジョージから、思い出のオルゴールが華子のもとに届くのだった……。