ドラマ『とんび』

内野聖陽主演の感動ドラマ『とんび』は、直木賞作家・重松清のベストセラー小説を原作に、親子の絆を描いた物語です。TBS制作で、全10話構成。主演の内野聖陽は、2011年の「JIN−仁−完結編」以来の連続ドラマ出演となり、TBS連ドラ初主演を果たしています。

この物語は、妻を失った父・市川安男が、不器用ながらも男手ひとつで息子を育てていく姿を描いた感動作。内野聖陽が父親・市川安男役を、佐藤健がその息子・旭役を、常盤貴子が妻・美佐子役を演じています。常盤貴子は2000年の『ビューティフルライフ』以来、13年ぶりのTBS連ドラ出演となります。

キャスト

主演の内野聖陽、佐藤健、常盤貴子のほか、吹石一恵、加藤貴子、野村宏伸、麻生祐未、柄本明、高橋和也、音尾琢真、ベンガルなど、幅広い世代の役者が出演し、作品に深みを与えています。

高橋和也は天ヶ崎通運の営業課長である萩本を演じています。安男を職場で支え、彼の奮闘を温かく見守る役です。第1話、第3話、第5話、第7話、第9話に登場し、特に第7話では、職場での安男との会話シーンが印象的です。安男が家族との関係に悩むシーンで、萩本が彼を気遣いながらも励まし、重要な役割を果たします。

 

制作スタッフ・主題歌

原作は重松清の『とんび』(角川文庫刊)。脚本は『JIN-仁-』や『義母と娘のブルース』の森下佳子が手掛け、監督は平川雄一朗、山室大輔、中前勇児が担当。プロデューサーは石丸彰彦。主題歌は福山雅治が歌う「誕生日には真白な百合を」。

 

高橋和也インタビュー(公式サイトより)

——台本を読んでの感想。

親子の愛が描かれていて、率直に良いお話だな…と思いました。

——演じる萩本営業課長について。

内野聖陽さん演じるヤスが勤めている、運送会社・天ヶ崎通運の営業課長さんの役です。
ヤスさんのよき相談相手といったところでしょうか。

——ヤスを演じる内野聖陽さんと共演して。

舞台でもご一緒したことがありますし、この作品がはじめての共演ではありません。
ものすごくお芝居に対して情熱のある俳優さんですよね。

——昭和の時代背景について。

自分が生まれたころが背景のお話なので懐かしく、子どものころを思い出しながら演じています。
昔のお父さんは、どこかヤスさんみたいな感じだったと思います。
高度経済成長の時代…勢いがある時代に生きていらっしゃいますから、みなさん元気で活力があり、バイタリティがあり…今よりも明るい時代だったように思えます。

——ご覧のみなさまにメッセージをお願いします。

昭和と平成の話が交互に出てくるお話なので、懐かしく昔を思い出しながらこのドラマの世界をたっぷり楽しんでいただければと思います。

 

制作情報

  • 初回放送日:2013年1月13日
  • 初回放送局:TBS
  • 初回放送時間:21:00 – 21:54
  • 全話数:10話
  • 制作年:2013年
  • 原作:重松清『とんび』
  • 脚本:森下佳子
  • 監督:平川雄一朗、山室大輔、中前勇児
  • 主題歌:福山雅治「誕生日には真白な百合を」