警察庁 特別広域捜査官 宮之原警部シリーズ2
「警察庁 特別広域捜査官 宮之原警部シリーズ2」は、2006年に放送されたサスペンスドラマで、村上弘明が演じる警察庁特別広域捜査官・宮之原昌幸が活躍するシリーズの第2作目です。宮之原は管轄区域や組織の枠を越えて捜査できる特別な権限を持ち、難事件の解決に挑みます。
ある日、警視庁の祭陸五郎(小野武彦)から、娘の先輩である鳥飼春菜(小田茜)が自分をインターネットオークションにかけられて困っているという相談を受けます。宮之原が春菜から直接事情を聞いた翌日、彼女の勤務先の専務で婚約者でもある平館圭太(前田耕陽)がビルの屋上で遺体となって発見されます。宮之原はこの不可解な事件の真相を追い求める中で、複雑に絡み合う人間関係や陰謀に立ち向かいます。
原作は木谷恭介の小説で、サスペンスと人間ドラマが巧みに織り交ぜられた作品として視聴者から高い評価を得ました。
キャスト
村上弘明(宮之原昌幸)、小田茜(鳥飼春菜)、坂上香織、銀粉蝶、前田耕陽(平館圭太)、浜畑賢吉、小宮健吾、萩原流行、冨士眞奈美、小野武彦(祭陸五郎) ほか
平館圭太(平館物産 専務)役:前田耕陽
前田耕陽は、平館圭太役として出演。平館圭太は、鳥飼春菜の勤務先である企業の専務であり、彼女の婚約者です。物語の序盤でビルの屋上から転落死し、その死が事件の発端となります。彼の死には多くの謎があり、宮之原警部が事件を解決する上で重要な鍵を握る人物です。前田耕陽は、平館圭太の持つ複雑な背景や人間関係を的確に演じ、物語に深みを与えています。彼の出演シーンは多くありませんが、その存在感が作品全体の緊張感を高めています。
制作情報
- 初回放送日:2006年2月13日
- 初回放送局:TBS系『月曜ミステリー劇場』枠
- 放送時間:21:00-22:54
- 全話数:1話(単発ドラマ)
- 制作:彩の会、TBS
- プロデューサー:不明
- ディレクター・監督:小林俊一
- 脚本:今井詔二
- その他:原作は木谷恭介の小説(ハルキ文庫刊)