法医学教室の事件ファイル 第18作「真犯人は法医学者?見えない血痕と逆さまの傷跡……女医が堕ちた完全犯罪の罠」
ある日、三浦半島の沖合いの小島で若い女性の変死体が発見される。法医学者の二宮早紀(名取裕子)は検視の結果、その女性が絞殺された後、海に遺棄されたことを突き止める。また、死体に付着していた幼虫の存在から、早紀は知り合いの昆虫学者・一色英市(岡本健一)に協力を依頼。一色の協力により、事件解決の糸口を得る。
数日後、出版社社長の森山凛子(大空眞弓)が自宅の寝室で絞殺される事件が発生。凛子は一色の婚約者・森山怜(北原佐和子)の母親だった。現場に駆けつけた刑事の江夏一馬(宅麻伸)に対し、凛子の長男・泰之(相島一之)は、犯人は絵本作家の村松隆一(布施博)に違いないと主張する。村松は凛子がデビューさせた作家で、森山家の近くに住んでいるという。
早紀と一馬は事件の真相を追う中で、一色英市の周囲で起こる不可解な出来事や、彼の過去に隠された秘密に迫っていく。見えない血痕と逆さまの傷跡が示す真実とは何か――。
キャスト
名取裕子(二宮早紀)、宅麻伸(江夏一馬)、賀集利樹(二宮吉彦)、由紀さおり(江夏冬子)、大空眞弓(森山凛子)、北原佐和子(森山怜)、相島一之(森山泰之)、布施博(村松隆一)、岡本健一(一色英市)、佐戸井けん太(森山正彦)、春田純一(安田刑事)、河合美智子(小池美里)、大寶智子(高野美由紀)ほか
一色英市 役:岡本健一
岡本健一が演じる一色英市は、優秀な昆虫学者であり、早紀の知人として事件解決に協力します。彼は森山怜の婚約者でもあり、冷静で知的な人物。しかし、その裏には複雑な過去や秘密が隠されており、物語の鍵を握る重要なキャラクターです。彼の行動や言動が事件の謎を深め、視聴者を最後まで惹きつけます。
制作情報
- 初回放送日:2003年11月8日
- 初回放送局:テレビ朝日
- 放送時間:21:00~23:06
- 全話数:1話(単発スペシャル)
- 制作:テレビ朝日、東映
- プロデューサー:関拓也、伊駒伊織、佐藤凉一
- ディレクター・監督:猪原達三
- 脚本:石原武龍
- その他:テレビ朝日開局45周年記念企画として放送