NHK朝ドラ『純情きらり』

あらすじ
『純情きらり』は、2006年に放送されたNHK連続テレビ小説の第74作です。時代は昭和初期から戦中戦後にかけて、激動の時代を背景にジャズピアニストを夢見るヒロイン・有森桜子(宮﨑あおい)の波乱万丈の人生を描いています。物語の中心は、桜子が音楽の夢を追い求めながら、戦争や家族の試練に立ち向かう姿です。視聴率も好調で、桜子が音楽家を目指し、八丁味噌の産地である岡崎と東京を舞台に展開されるドラマは、視聴者の心をつかみました。

制作の特徴としては、実際の歴史や文化的背景を反映させたストーリー展開や、戦時中の家族や人間関係の変化がリアルに描かれており、視聴者から高く評価されています。

 

キャスト

  • 有森桜子 – 宮﨑あおい
  • 有森勇太郎 – 松澤傑
  • 有森笛子 – 寺島しのぶ
  • 有森杏子 – 井川遥
  • 松井達彦 – 福士誠治
  • 鈴村浩樹 – 高橋和也
  • 松井拓司 – 村田雄浩
  • 松井かね – 戸田恵子
  • 斉藤直道 – 劇団ひとり
  • 浦辺仙吉 – 塩見三省

 

純情きらり (130) 「さよならを越えて」

鈴村浩樹役:高橋和也
高橋和也が演じる鈴村浩樹は、出征後に戦傷を負い帰国した元軍人で、桜子の姉・杏子(井川遥)と再婚する役です。浩樹は、戦時中に妻子を失い、悲しみを抱えながらも新たな人生を歩もうとする姿が描かれています。彼の役どころは、戦争の辛さと向き合いつつも、再婚後は桜子や達彦を支える重要な存在となります。特に、戦後に杏子と共に養女の幸を迎え、家族としての絆を深めていくシーンが印象的です。

 

制作情報

  • 初回放送日:2006年4月3日
  • 初回放送局:NHK総合
  • 放送時間:8:15~8:30(月~土曜)
  • 全話数:156話
  • 制作会社:NHK
  • プロデューサー:銭谷雅義
  • ディレクター・監督:山田守
  • 脚本:浅野妙子
  • 音楽:大島ミチル