オトコだろッ!(おとこだろっ!)は、1988年7月21日から9月22日にかけてフジテレビ系にて木曜20:00~20:54(JST)に放送されたテレビドラマ。アベクカンパニーの制作。
当時レコードデビュー直前だった男闘呼組の主演で、中山忍のデビュー作でもあった。他の出演者も西田敏行やかたせ梨乃といったベテラン、『プロゴルファー祈子』の主演だった安永亜衣、土家里織などがキャスティングされた。
山梨県八ヶ岳のペンション村を舞台に、そのペンション村で何でも引き受け業をしている中嶋一郎太と、その一郎太により東京から連れてこられた4人の若者たちが巻き起こすアクションコメディ。
松木成二(高橋和也)
一郎太が東京から連れてきた4人組の中心的存在で、感情の起伏が激しい直情的な性格。重労働でこき使う一郎太に対する不満が一番強い。
黒川功(成田昭次)
4人組の中では比較的落ち着いた性格。「じゃからの」など広島弁を良く使う。バイクの運転が得意。
山本喜芳(岡本健一)
優しい性格だが、やはり一郎太に対する不満が大きい。トラックの運転をよく一郎太に任される。自身の義母にかなり不満を持っていた。しのぶの事が好き。
宇野晴彦(前田耕陽)
4人組のムードメーカーというべき、お調子者。親の事を「ママ」と呼んだりちょっとマザコンの気がある。晶子の事が好き。
中嶋一郎太(西田敏行)
名字読みは「なかしま」。八ヶ岳のペンション村で何でも引き受け屋をしており、人手を確保すべく成二たちを雇った。かつては東京でサラリーマンをしていたが、妻を亡くしたのをきっかけに脱サラして一人息子とともに八ヶ岳に移り住み何でも引き受け屋を始めた。豪放磊落で人使いが荒くて、成二たちをこき使って厳しくしごいているが、ドジなところもある。