バッグ一つだけでこの街に
降り立ったあの夜
何一つ持っちゃいないくせに
希望に溢れてた
燃え尽きかけたプライドに
あの頃の俺が言う
旅はまだ
これからさ
諦めちゃダメだろ
後悔は
負けてから
するものだ
怖がんな 夢を見ろ
愛するものが増えてくたび
荷物は重くなった
苦い挫折 味わうたび
強くもなったはずだ
錆びたブレーキは効きやしない
丁度いいさ、と走り出した
俺はまだ
終わりじゃない
始まってもないだろう
何度でも
口にしな
やってやると
ためらうな まだ間に合う
可能性は無限大さ
今ならまだ間に合うのさ
なにもかも
ボストンバッグに
詰め込んで出掛けよう
見上げれば
あの頃と同じ青い空だ
旅はまだ
これからさ
諦めちゃダメだろ
後悔は
負けてから
するものだ
怖がんな夢を見ろ